– 自然観察」カテゴリーアーカイブ

雨よ降ってくれ~

6月11日の仙台市泉区は久しぶりの雨が降っていますが
山形県東根市はまったく雨の気配はありません。
台風が発生したのに、山形県の週間予報は雨マークがありません。
気温も30℃を越えました。
トホホ・・・
雷雲が発達して、雨が降ってほしいです。
サクランボの粒もあまり大きくなりません。


佐藤錦の双子ちゃんみっけ♪
真っ赤になったらかわいい双子ちゃんになりますね。


日当たりのいい枝ではかなり赤くなっている実もあります。
ちょっと気の早い子もちょっと恥ずかしがり屋のおくての子もいて
サクランボ畑はにぎやかです。

でもどの子からも雨が欲しい!という声が聞こえてきます。

紅さやか~状況2

6月7日の朝5時から40分くらい雨が降ったのですが
それからは降ったりやんだり、やんでいる方が多く
お昼過ぎにはすっかり雨は上がってしまいました。
土を掘ってみると、ほとんどしみ込まず、わずかに表面が濡れている程度でした。

もっと降って欲しかったな~とみんなが言います。
会う人会う人が雨の話題です。
畑にまいた豆も芽がでません。
ほうれん草もなかなか大きくなりません。

サクランボの粒も水分が無いので例年の今頃よりは小さめです。
これからの天気予報も晴れマークと30℃越えの日が続きます。
あああ~サクランボが干からびないといいな~
襲ってくるのは不安ばかりです。
前向き肯定的に考えなくてはいけません。
それでも「紅さやか」は、けなげに赤くなってきています。



あんたは偉い!がんばっとる!
赤い実を食べてみましたが、まだまだ青臭いです。

赤くなると鳥が見つけて食べます。
露地のサクランボは鳥との闘いです。
露地もの=ハウスのかかっていないサクランボのことです。
でも不思議と露地のサクランボの方が先に赤くなるのです。
自然の力ってすごいです。

どうぞもう少し雨が降りますように
(くれぐれも収穫時には雨はいりません!)
今だけ雨が欲しいです。わがままでごめんなさい。

でも今日はうれしいことがありました。
天童の野球場で東北大会を観戦していた「うらら」さんが
果樹園うめつに寄ってくれました。
はじめちゃんの軽トラックを借りてサクランボ畑の見学に行きました。
ちょっと赤くなった「紅さやか」を少し収穫しました。
昔のサクランボの味がする~♪と言ってくれました。

その後、山形県河北町谷地の一寸亭本店の「冷たい肉そば」を
食べたら元気になりました。
山形県ホームページの谷地の冷たい肉そば

山形県のホームページに出ている一寸亭のご主人が
レジをやってくれました。
いつもは厨房で忙しくしていらっしゃるのですが
もう店じまいの時間だったからでしょうか?

私はこの本店がまだアーケード街にあった頃から通っています。
この6月で山形に嫁いで28年目になります。

美味しいものは人を元気にします。
美味しいサクランボで皆さんを元気にしたいです。
どうぞ美味しいサクランボになりますように~♪

佐藤錦~状況1

いよいよサクランボの木全体にビニールをかけます。
雨よけテントといいます。
しかし・・・
今年は雨が降らず、雨よけテントをかけるのがかわいそうなくらいです。
畑もカラカラ、田んぼには水はありますが
山の上のダムの水もずいぶん少なくなっているとか。

実はサクランボは今、雨がとても欲しいのです。
収穫する時には雨はいりません→実が割れてしまうからです。
しかし、今雨が降らないと玉が大きくなりません。

と・・・ここまで6日の夜に書いたのですが
なんと7日の朝5時頃、雨の音で目が覚めました。
雨が降ってきたのです!奇跡のようです!
雨は40分ほどでやんでしまいましたが、
(欲をいえば、もう少し降ってほしかったのですが)
ほんの少しだけですが、恵みの雨が降りました。


雨は降らなくてもビニールテントをかけました。
周囲は網でしっかりと囲って、他の人が入れないようにします。
この網はしっかりとピンで土に止めてあります。
鳥除けの網ですが、泥棒よけでもあります。


佐藤錦も小さいながらも少し色が付いてきました。
サクランボの収穫まで20日あまり
これからの雨を期待します。

しかし収穫時には雨はいりません。
人間はなんとわがままなのでしょう。
7日の朝の恵みの雨は本当に感謝です。

紅さやか

サクランボの早生品種の「紅さやか」が少し黄色くなりました。
ここのところの山形は気温が高い日が続いたので
サクランボもだんだん色付いてきたのです。
紅さやか=佐藤錦×セネカ(アメリカ生まれの果肉の赤い品種)


紅さやかの木は露地といってハウスのかからない所にあります。
だから収穫時に雨が降ると割れてしまうのです。
紅さやかは佐藤錦の交配木で佐藤錦ととても相性がいいのです。

ナポレオンも佐藤錦の交配木で有名ですが
佐藤錦の園地にナポレオン、紅さやかはかかせない木です。

梅雨に入ったというのに雨がほとんど降らない山形です。
(東北地方はまだ梅雨に入っていないそうです。すみません)
収穫時に雨が降らなければ紅さやかも無事に収穫できます。
紅さやかはサクランボジャムやサクランボ酒、タルト、などに最高です。
もしよかったらご注文下さい。
1キロ1300円でお分けします!
ただし、雨が降らずにうまく収穫できたらですが・・・

2012年6月のブログ

クルミの花のその後

クルミの花の写真を撮って4日後
ラフランス畑の枯れ枝を集めて焼く作業に行って写真を撮りました。

クルミの木はラフランス畑の隣りにあります。
残念ながら、うちの畑ではありません。
境界線はだいたい・・・左側がラフランスの木です。


このクルミの木は私がお嫁に来た時にはまだ小さく
ほとんど目立ちませんでした。
この畑はずっと耕作放棄地になっています。
今はきれいに草刈りがしてありますが夏には草が背の丈まで伸びてきます。


昔昔、ケンとメリーの木というスカイラインのCMがありました。
ちょっと似てるような・・・いえ、まったく似ていませんでした。
これまら失礼いたしました。


クルミの木の下には雄花がたくさん落ちています。
木が高いので雌花は見つけられませんでした。
すみません。

クルミの花

秋にたくさん拾ったクルミの花を初めて見ました。

垂れ下がっているのが雄花だそうです。
黄色いのは何かな?
私は雌花だと思っていましたが調べてみると、
雌花は赤く枝の先につくので高い木では見えにくいそうです。

ネットからお借りしたクルミの雌花の写真です。

雄花が先に咲いてから赤い花が咲くそうです。
ちなみに5月19日がクルミの花の日で
雄花は、「2年目の枝」にひも状に垂れ下がり、
雌花は、「新芽」の先に直立してつくそうです。
調べてみるととてもおもしろいです。

秋には赤い花のところに実がなるそうです。
たくさん実を付けてね。拾いに行きますので!

リンゴの花~その後


リンゴの花です。
いろいろと調べてみるとピンク色のリンゴの花は紅玉ではないかと思われます。
この白い花はフジだと思われます。
フジはリンゴの一番最後に収穫する品種なので
花も遅いと推察されます。


小さな実になっていますが、ラフランスよりは小さい実です。
ラフランスの摘果作業よりもリンゴの摘果作業は後になります。

田植えの後はラフランスの摘果作業、リンゴの摘果作業と
サクランボまでずっとマラソン状態に入ります。
自転車操業にならないようにがんばります。

ラフランスのその後


ラフランスの花は小さな実になりました。
花から1週間、成長が早いですね。
ラフランスは違う種類の木がなくても、しっかりと受粉してくれますので
よほどの低温で無い限り安心です。
台風が心配ですが・・・


こんなふうにざくざくと実がなるので摘果作業をしなくてはなりません。
あと1週間くらいしたら実の大小がはっきりしてきます。
そうしたら作業開始です。大きい実だけを残してあとはハサミで切ります。
脚立の上り下り作業なので足を鍛えておかないと・・・

サクランボの花のあと


田植えもようやく終わって急にサクランボのことを思い出しました。
忘れていてごめんなさい。

サクランボのご案内の葉書はこれから作ります。
週末には投函できる予定です。すみません・・・

サクランボの花は茶色くなって、
実は小指よりもふた回りくらい小さい実でした。
この写真の実がすべて大きなサクランボになるわけではなく
8割くらいが落果してしまいます。
全部大きな実になってしまったら、大きな実にはなりません。
すべて小粒ちゃんです・・・だからあまり豊作でも困るのです。
人間はあまりにも身勝手ですね。すみません。


今年は双子の実をよくみます。
双子ちゃんはとてもかわいいのですが、
箱詰めできないので取り除かなくてはなりません。
これもまた人間の身勝手です。
双子ちゃんパックを考案中です。
逆転の発想で楽しんじゃいます。
どうぞお楽しみに。

ラフランスの花


受粉が終わったラフランスの花です。
おしべが黒くなって、めしべがハート型になっています。
ラフランスの花は自家受粉なので、よほどのことがない限り
成功率が高く、あまり心配はありません。


ラフランス畑です。
木のそばにいくと、ハチの羽音がブンブン♪して
ハチも忙しそうに飛び回っています。
まさに稼ぎ時といった感じです。お疲れ様です。