普通のサクランボは葉っぱがあるところから実がなるのですが
幹から直接でているサクランボは珍しいのです。
名付けて」「がんばり屋のサクランボ」
枝にしがみついているみたいで、収穫するのがかわいそうなくらいでした。
今年のサクランボの思い出です。

7月半ばの田んぼの様子です。
すっかり稲の丈も高くなり、分けつも進みました。
分けつというの苗の枝分かれのことです。
↓

この図のように ↑ 苗は枝分かれして、どんどん太くなっていきます。
これを分けつ期といいます。
やがて穂になる部分が出てきます=出穂期(しゅっすいき)です。

今までは田んぼに水が多く入っていて、おたまじゃくしも泳いでいましたが
7月過ぎからは田んぼの水を徐々に干していきます。
溝を掘って水を流れやすくしたりします。
こうすることによって、稲刈りの時に田んぼがぬかることを防ぎます。
分けつ期
幼穂分化期
伸長期
穂ばらみ期
出穂期
開花・受精期
成熟期
このように稲が成長していきます。
山形県は毎日雨マークが続いています。
梅雨前線がべったりと日本海側に貼りついています。
庄内地方(日本海側の酒田市や鶴岡市)では大雨のため被害もでています。
内陸地方(山形市や東根市などの村山地方)は雨は降っていますが
大雨になるほどではなく、毎日雨が降ったりやんだりという感じです。
農作業もなかなかはかどらず、はじめちゃんは毎日イライラしています。
本日は久しぶりに夫婦喧嘩をしていました!
原因は些細なことです。仲のいいこと!
夫婦喧嘩は犬もくわない、私も知らん顔です。
そんな中で雨に濡れたリンゴ~津軽です。
↓

津軽はリンゴ畑の中で一番先に赤く色づいて
収穫できるいわゆる早生のリンゴです。
リンゴ畑の中でも少し赤みをおびてきました。
大きさも他の品種よりも大きいようです。
ほのかに赤くなったリンゴは、ひときわ可愛く見えました。
雨に濡れてちょっと美人になったようです。
週末のお休みが明けて、
月曜日からまたがんばろう!と朝6時半に仙台をでました。
8時前には山形に着いて、さあ!今日もがんばるぞ!と軽トラックに乗ったら
フロントガラスに雨粒が・・・
天気予報が当たってしまったのです。
今日はサクランボのビニールテントと網を外す予定でした。
雨はどんどん強くなるばかり。
ざ~ざ~の雨です。大雨洪水注意報もでました。
庄内地方では河川の氾濫の恐れがあるとか。
これは大変、サクランボの作業どころではありません。

7月8日昼頃の酒田市内の道路の様子です。
山形新聞からお借りしました。
雨は庄内地方で特に強く、特急いなほも運休、
最上町の県道も河川の増水で通行止になりました。
東根市内は被害はありませんでしたが
側溝から雨水があふれそうになっていました。
ぎりぎりでダイジョウブでしたが
関東地方や東海地方のような猛暑日にはならず
少し肌寒いような日でした。
猛暑日のところには申し訳ないような気温でしたが
雨の降り方はすごかったです。
夕方には晴れ間も見えるようになり、夜にはすっかり雨が上がりました。
9日は朝から気温もぐんぐん上がり、予想気温は32℃
熱中症に気をつけてがんばります。
7月4日は朝から久しぶりの雨の一日でした。
本格的に雨が降ったのは半月ぶり・・・20日ぶりくらいでしょうか?
サクランボの収穫が終ったとたんに雨が降る。
木々や草から喜びの声が聞こえてくるようでした。

軒下や家の中にある観葉植物を外に出して
雨水をたっぷりと吸わせました。
葉っぱもキラキラと輝いているようです。
3日は一日雨だったので、ビニールハウスの掛かっているサクランボたちにも
ハウスの脇からですが、十分に雨を吸い込んでいることでしょう。
もちろん人間もゆっくり休みました。
はじめちゃん、キヨノちゃんはテレビを見たりして体を休めました。
私は溜まっていた事務仕事を片付けました。
雨の音もいいもんです。
4日朝は雨が上がり、植物がイキイキしています。
サクランボハウスのビニールをはがすとかいろいろなお仕事は
濡れているとできないので、様子を見ながらやっていきます。