– 自然観察」カテゴリーアーカイブ

がんばり屋のサクランボ

サクランボの時に撮影したとっておきの1枚です。

普通のサクランボは葉っぱがあるところから実がなるのですが
幹から直接でているサクランボは珍しいのです。
名付けて」「がんばり屋のサクランボ」
枝にしがみついているみたいで、収穫するのがかわいそうなくらいでした。

今年のサクランボの思い出です。

ナスの花

雨が上がって太陽が少し顔を出すと
裏の畑で水に浸かっていたナスも元気になり花が咲いています。


薄紫のナスの花

「親の意見とナスビの花は万に一つの無駄もない」
と山形の母、きよのちゃんがよく言っています。

それほどナスの花はみんな実になるといいます。
またまた雨マークが出ている山形県です。
22日午後から雨が降り続いています。
23日には雨は上がっている山形県東根市です。
早く天候が回復して、夏野菜が収穫ができるようになってほしいです。

7月半ばの田んぼ


7月半ばの田んぼの様子です。
すっかり稲の丈も高くなり、分けつも進みました。
分けつというの苗の枝分かれのことです。


この図のように ↑ 苗は枝分かれして、どんどん太くなっていきます。
これを分けつ期といいます。
やがて穂になる部分が出てきます=出穂期(しゅっすいき)です。


今までは田んぼに水が多く入っていて、おたまじゃくしも泳いでいましたが
7月過ぎからは田んぼの水を徐々に干していきます。
溝を掘って水を流れやすくしたりします。
こうすることによって、稲刈りの時に田んぼがぬかることを防ぎます。

分けつ期
幼穂分化期
伸長期
穂ばらみ期
出穂期
開花・受精期
成熟期
このように稲が成長していきます。

7月半ばのラフランス

7月半ばのラフランスです。

サクランボに夢中になっている間に
ラフランスはこんなに大きくなっていました。
リンゴと同じくらいかやや小さめです。
リンゴのフジと同じくらいでしょうか?

ラフランスは風にとっても弱いので
(軸が折れやすいそうです)少し強い風が吹くと落果してしまいます。
リンゴはラフランスよりも軸が強いそうです。

サクランボの収穫が終ってから雨が多いので
畑の下草もぐんぐん伸びています。
はじめちゃんはこうなるとじっとしていられません。
「草刈りまさお君」の登場です。
きれいに草刈りされたラフランス畑、サクランボ畑です。

雨に濡れたリンゴ

山形県は毎日雨マークが続いています。
梅雨前線がべったりと日本海側に貼りついています。
庄内地方(日本海側の酒田市や鶴岡市)では大雨のため被害もでています。
内陸地方(山形市や東根市などの村山地方)は雨は降っていますが
大雨になるほどではなく、毎日雨が降ったりやんだりという感じです。
農作業もなかなかはかどらず、はじめちゃんは毎日イライラしています。
本日は久しぶりに夫婦喧嘩をしていました!
原因は些細なことです。仲のいいこと!
夫婦喧嘩は犬もくわない、私も知らん顔です。

そんな中で雨に濡れたリンゴ~津軽です。


津軽はリンゴ畑の中で一番先に赤く色づいて
収穫できるいわゆる早生のリンゴです。

リンゴ畑の中でも少し赤みをおびてきました。
大きさも他の品種よりも大きいようです。
ほのかに赤くなったリンゴは、ひときわ可愛く見えました。
雨に濡れてちょっと美人になったようです。

大雨の山形

週末のお休みが明けて、
月曜日からまたがんばろう!と朝6時半に仙台をでました。

8時前には山形に着いて、さあ!今日もがんばるぞ!と軽トラックに乗ったら
フロントガラスに雨粒が・・・
天気予報が当たってしまったのです。
今日はサクランボのビニールテントと網を外す予定でした。

雨はどんどん強くなるばかり。
ざ~ざ~の雨です。大雨洪水注意報もでました。
庄内地方では河川の氾濫の恐れがあるとか。
これは大変、サクランボの作業どころではありません。


7月8日昼頃の酒田市内の道路の様子です。
山形新聞からお借りしました。

雨は庄内地方で特に強く、特急いなほも運休、
最上町の県道も河川の増水で通行止になりました。

東根市内は被害はありませんでしたが
側溝から雨水があふれそうになっていました。
ぎりぎりでダイジョウブでしたが

関東地方や東海地方のような猛暑日にはならず
少し肌寒いような日でした。
猛暑日のところには申し訳ないような気温でしたが
雨の降り方はすごかったです。
夕方には晴れ間も見えるようになり、夜にはすっかり雨が上がりました。

9日は朝から気温もぐんぐん上がり、予想気温は32℃
熱中症に気をつけてがんばります。

来年のサクランボの芽

サクランボの収穫が終わって、サクランボの様子をみてみると
しっかり来年の芽が出ています。
この芽を傷つけないように収穫しなければなりません。

サクランボの収穫が終わると
まず雨除けテントをはずします。
それから伸びた草を刈ります。
その後、お礼肥(おれいごえ)という肥料をやります。

この芽が来年のサクランボの大切な芽になるのです。
一つの芽から花が咲き、実がなります。
この芽にがんばってもらいために肥料をやるのです。
これが一番大切なお仕事です。

雨上がりの朝

7月4日は雨上がりの気持ちいい朝でした。
サクランボの発送は終り、久しぶりにのんびりとした朝。
ふと裏の畑の里芋の葉っぱに目がいきました。
畑の作物は雨が降ってすくすくと育っています。


里芋の葉っぱに露を見つけました。
コロコロして何とも愛らしいです。

サクランボ以外にも目がようやく行くようになりました。
怒涛のサクランボ週間も終了です。
しかし朝4時になると目が覚めてしまう困ったもんです。
4時からうとうとするのが何ともシアワセな気分です。

恵みの雨

7月4日は朝から久しぶりの雨の一日でした。
本格的に雨が降ったのは半月ぶり・・・20日ぶりくらいでしょうか?
サクランボの収穫が終ったとたんに雨が降る。
木々や草から喜びの声が聞こえてくるようでした。


軒下や家の中にある観葉植物を外に出して
雨水をたっぷりと吸わせました。
葉っぱもキラキラと輝いているようです。
3日は一日雨だったので、ビニールハウスの掛かっているサクランボたちにも
ハウスの脇からですが、十分に雨を吸い込んでいることでしょう。

もちろん人間もゆっくり休みました。
はじめちゃん、キヨノちゃんはテレビを見たりして体を休めました。
私は溜まっていた事務仕事を片付けました。
雨の音もいいもんです。

4日朝は雨が上がり、植物がイキイキしています。
サクランボハウスのビニールをはがすとかいろいろなお仕事は
濡れているとできないので、様子を見ながらやっていきます。

夜露

サクランボは6月26日から本格的に発送を始めます。
あれから雨はほとんど降りませんが
それでもけなげに大きくなっているサクランボたちです。
その秘密は ↓

夜露です。
朝4時頃サクランボ畑に行くと、葉っぱが湿っています。
よくよく見ると夜露で葉っぱがキラキラしているのです。

そうかこれでサクランボは大きくなるんだ!
今頃わかった馬鹿な私です。
朝晩の気温差が大きいほど夜露が降りるのです。

この朝私はとてもうれしくなりました。
なんでこんなことに気がつかなかったのだろう・・・
天からの恵みに感謝感謝の日でした。